2023年3月17日
東京電力パワーグリッド株式会社

　当社は、2月10日に経済産業省より、「一般送配電事業者における中立性・信頼性確保のための対応について（緊急指示）」^※を受領しました。
　本緊急指示をふまえ、当社の対応の方向性ならびに今後の取組について、本日、同省に報告しましたので、お知らせいたします。

　当社は、今般、一般送配電事業者の信頼性に懸念を生じさせる事案を発生させてしまったことを重く受け止め、内部統制システムの基本方針に一般送配電事業者としての中立性確保を明記することとし、行為規制をはじめとする法令遵守やリスク管理、経営の透明性の確保等の観点から、主に以下の取組により内部統制システムの一層の強化を図り、企業行動の適正化を推進してまいります。
　本取組については、本年4月以降、順次、展開してまいります。

・内部統制システムを評価する会議体の設置（外部専門家による評価）
・法令遵守等に関する役員の明確化・体制の整備
・行為規制遵守に関する体制強化
・監査活動の充実・強化
・内部統制システムの基盤整備

上記に加え、システム・情報管理強化に向けた取組についても実施してまいります。
詳細は別紙をご参照ください。

　当社は、一般送配電事業者における、中立性・信頼性を確実にするため、引き続き全力を尽くしてまいります。

※ 緊急指示の内容は、以下の2点です。
　 https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230210005/20230210005.html

• （1）一般送配電事業の中立性・信頼性の前提となる法令等遵守に万全を期すため、情報システムのアクセスログの定期的な解析等の必要な取組を実行すること。
• （2）法令等遵守の確実性に関する複層的、定期的な検証や実行組織・体制の整備等、法令等遵守の確実化のための組織・体制、仕組みの整備をすること。

別　紙

• 中立性・信頼性確保のための今後の取組について （188KB）

以　上