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2023年5月29日
東京発電株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社

 東京発電株式会社(本社:東京都台東区、以下「東京発電」)と東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、以下、「東電EP」)は、群馬県片品村に新設される水力発電所「ぐんぎん尾瀬片品発電所」を活用した地域共生型のカーボンニュートラルの取り組みを2023年6月1日から開始いたします。

 「ぐんぎん尾瀬片品発電所」は、建築家である團紀彦氏が設計を手掛けた、全国有数のデザイン性を誇る水力発電所です。東京発電が発電所の開発と運営管理を担当し、東電EPが、発電所由来のトラッキング付きFIT非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー100%の電力を供給します。なお、株式会社群馬銀行が、「ぐんぎん尾瀬片品発電所」のネーミングライツを取得するとともに、電算センターと尾瀬支店を含む9店舗でその電力を使用することで、同店舗の電力使用に伴うCO2排出量実質ゼロを達成します。電力供給やネーミングライツによる収益は、発電所の維持費用に還元され、発電所の持続的な運営に貢献します。
 また、発電所周辺の植栽について、生物多様性に配慮するほか、外側から発電所内部を見渡せる窓を設置しています。今後、地域の皆さまや教育機関等に向けた発電所見学を通じて、次世代層の環境意識を醸成し、将来的には、尾瀬・片品地域のインフラツーリズムスポットとして、同地域の賑わい創出へ貢献してまいります。

 両社は今後も、地域共生型のカーボンニュートラルの取り組みを推進してまいります。

<ぐんぎん尾瀬片品発電所の概要>
発電出力:678kW
水車:イタリアZECO社製(国内初採用)
年間想定発電量:約370万kWh
発電所竣工:2023年秋を予定

(左図:発電所全景イメージ、右図:発電機および水車写真、水車内部の覗き窓を設置)

(左図:発電所全景イメージ、右図:発電機および水車写真、水車内部の覗き窓を設置)

<両社のカーボンニュートラルに向けた取り組み>
・東京発電株式会社
 再生可能エネルギーの専門会社である、東京発電では、企業理念として「新しい価値を創造し、豊かで持続可能な社会づくりに貢献します」を掲げております。
 「価値向上プロジェクト」として、“観光” “教育” “防災”の拠点となり、地域に開かれ地域の方々に必要とされる存在として、「地域との共存共栄」および「持続可能な社会」へ貢献する発電所を目指しております。
 (「価値向上プロジェクト」について:https://tokyohatsuden.co.jp/company/news/886/

・東京電力エナジーパートナー株式会社
 東京電力エナジーパートナーは、東京電力グループの一員として、世界的な潮流である「カーボンニュートラル」社会に向けて、発電・供給からお客さまの設備・電気の使い方に至るまで、総合的な知見と技術を活かしたカーボンニュートラルの取り組みをお客さまとともに積極的に進めるとともに、エネルギー構造の転換によって安全で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

以 上

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