福島第二原子力発電所 各号炉の原子炉水温度、使用済燃料プール水温度について、お知らせいたします。

原子炉水温度

4号炉は、2012年10月24日までに、原子炉内の全燃料(計764体)の取出しを完了しています。

2号炉は、2013年10月16日までに、原子炉内の全燃料(計764体)の取出しを完了しています。

1号炉は、2014年7月10日までに、原子炉内の全燃料(計764体)の取出しを完了しています。

3号炉は、2015年3月24日までに、原子炉内の全燃料(計764体)の取出しを完了しています。

使用済燃料プール水温度

1~4号炉の使用済燃料プールは、水温を摂氏65度以下に保つよう、燃料プール浄化系にて冷却を行っています。

※冷却停止に伴い、この期間(3号炉:2022年7月22日~2022年8月15日、4号炉:2022年8月19日~2022年9月13日)で使用済燃料プール冷却浄化系の冷却を停止いたします。なお、使用済燃料プールエリアの平均室温・湿度データ等を用いて評価した使用済燃料プール水温とこれまでの温度上昇確認における実測水温と概ね一致した評価を踏まえ、3,4号炉にて温度評価を向上するため昨年に続き、確認終了温度を63.5℃上限に実施いたします。使用済燃料の安全性に問題はございません。確認が終わり次第、燃料プール浄化系による使用済燃料プールの冷却を再開いたします。

※評価曲線は、使用済燃料プール水温は初期温度30℃、使用済燃料プール設置エリア室温を30℃一定として評価した場合の参考値となります。

※使用済燃料プールエリア室温が30℃より高い場合には、参考の評価曲線よりも実温が高くなることがあります。

※使用済燃料プールエリア室温と使用済燃料プール水温の差が大きいほど、水温の上昇は緩やかとなります。

※今回の温度上昇確認結果については、後日まとめてお知らせいたします。

※3号炉使用済燃料プール冷却停止時における温度上昇確認により2022年7月22日から使用済燃料プールの冷却を停止しておりましたが、温度上昇率(実測)の確認が終了したことから、2022年8月15日午後2時5分、使用済燃料プール冷却浄化系による使用済燃料プールの冷却を再開いたしました。
この期間において使用済燃料プール水温は、概ね事前の評価曲線に従った上昇となり、当初の想定どおり保安規定上に定める施設運用上の基準(65℃)未満の60.6℃で落ち着いたことを確認いたしました。(温度上昇確認の終了判断基準として設定した温度上限63.5℃にも到達しておりません)

※4号炉の温度上昇確認については、2022年8月19日より実施しておりましたが、9月1日、終了判断基準の「燃料プールエリアの主要機器や壁等への結露発生」を確認したため、同日午後4時00分、温度上昇確認を終了することといたしました。なお、同日午後4時46分、使用済燃料プール冷却浄化系による冷却を再開しております。


至近の使用済燃料プール水温度(2023年7月25日~2023年7月31日) ※温度上昇確認中は平日のみ更新(状況に応じて都度更新)

※燃料はすべて、1~4号炉の使用済燃料プールで保管しています。プール水は、約30℃で安定的に冷却し、常に監視しています。

2012年度以前の各日のデータは、プレスリリース「福島第二原子力発電所プラント状況のお知らせ」(別紙)をご覧下さい